金属加工におけるビビりの対策とは?

query_builder 2025/02/05
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切削加工の際、継続的な振動による「ビビり」が起きると品質が低下します。
こうした問題を未然に防ぐためにも、適切に対策することが重要です。
今回は、ビビりを抑えるための具体的な方法について、詳しく解説します。
▼切削加工におけるビビりの対策
■工具を見直す
ビビりを軽減するためにまず行うべきことは、使用する工具の見直しや選定です。
不適切な工具をそのまま使用すると、振動が発生しやすくなりビビりも起きやすくなります。
剛性が高くコーティングが施された工具を選ぶことで、振動を抑えやすくなりビビりも低減できるでしょう。
■切り込み量を小さくする
切り込み量が大きすぎると加工時の負荷が増加し、ビビりを引き起こす原因になります。
とくに硬い材料を加工する場合は、より慎重な調整が必要です。
切り込み量を小さくし負荷を軽減することで、工具や加工機の負担が減ってビビりが発生しにくくなります。
■回転数を調整する
スピンドル回転数が高すぎる場合、工具が振動しやすくなりビビりが起きやすくなります。
そのため、切削加工中のビビりを防ぐためには、回転数を適切に調整することも重要です。
加工条件に応じて回転数を調整することで、ビビりを抑えながら効率的な作業が実現するでしょう。
▼まとめ
切削加工のビビり対策として、工具を見直す・切り込み量を小さくする・回転数を調整することなどが挙げられます。
これらの対策を実践することでビビりの発生を防ぎ、加工精度も上げられるでしょう。
『株式会社タナカテック』は、広島で金属加工を軸とした事業を展開する会社です。
幅広いエリアからのご依頼を受け付けておりますので、ぜひご依頼ください。

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