マシニングセンタは、精度の高い加工ができたり一台で多様な役割を担ったりと、さまざまなメリットがあります。
しかし、マシニングセンタにはいくつかの種類があるため、導入する際には確認しておくことが大切です。
今回は、マシニングセンタの種類について紹介します。
▼マシニングセンタの種類
■立型マシニングセンタ
工具を垂直方向に取り付けるマシニングセンタで、コンパクトなため設置しやすい点が特徴です。
また切削状況を確認しやすく、設計図面と見比べながら加工が行えます。
大量生産よりも、試作品のような少量生産に向いています。
■横型マシニングセンタ
工具を、地面と水平方向に取り付けるマシニングセンタです。
製品の加工面が傷つきにくく、切りくず残りによる工具損傷の心配が少ないメリットがあります。
■門型マシニングセンタ
主軸が天井側に付いているマシニングセンタで、正面から見たときに門の形をしているのが特徴です。
おもに、重量のある加工物や長尺製品の加工などに用いられます。
■5軸制御マシニングセンタ
縦・横・高さの3軸に、2つの回転軸を加えた5軸を制御するマシニングセンタです。
軸が多いため、複雑な形状の加工も行えます。
▼まとめ
マシニングセンタの種類として、立型マシニングセンタ・横型マシニングセンタ・門型マシニングセンタなどが挙げられます。
それぞれで特徴が異なるため、作業に適した種類を選ぶようにしましょう。
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