ネジ穴には雌ネジの溝と、雄ネジ頭の溝を指す2種類の意味があります。
さまざまな部品として使われているネジの穴には、どのような種類があるのでしょうか。
本記事では、雄ネジ穴の種類について紹介します。
▼雄ネジ穴の種類
■プラス穴
現在使用されている雄ネジの多くが、プラス穴タイプです。
強く締められ、どの方向からでも作業ができるため取り回しが良いという利点があります。
■マイナス穴
頭部にマイナスの溝があるタイプで、プラスネジの使い勝手が悪い場所に使用されます。
マイナスネジはプラスネジと比較してネジ穴が潰れにくいため、腕時計のような細やかな部分に多く使用されています。
■角穴
角穴は四角と六角があり、滑りにくく正確に締めることができるのが利点です。
四角穴は、柱と土台を接合したり柱と横架材を接合したりする際に使用されます。
そして六角穴は狭いスペースでも取り扱いしやすく破損しにくいため、自動車部品や電気部品などにも使用されています。
■ヘクサロビュラ
ヘクサロビュラは中心に力がかかるため、締め上げ時に滑りにくく作業しやすいのが特徴です。
製品の外観を損なわないことから、スマートフォンやパソコン・家具などにも使用されています。
▼まとめ
雄ネジの穴には、プラス穴・マイナス穴・角穴・ヘクサロビュラなどの種類があることが特徴です。
それぞれ特徴や利点に違いがあるため、目的や場所に応じて使い分けられています。
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