ボール盤における加工の種類とは?

query_builder 2025/02/09
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材料を所定の形状に成形するための機械が、ボール盤です。
ボール盤はさまざまな加工を施せますが、所定の形状にするためには、加工の種類について知っておくことが大切です。
今回はボール盤における加工の種類について、紹介いたします。
▼ボール盤における加工の種類
■穴あけ加工
ボール盤の基本的な機能であり、最も一般的に利用される加工方法です。
ドリルを貫通させる通り穴のほか、設定した深さで止める止まり穴などの方法があります。
■リーマ加工
穴の形状を整えたり内面を仕上げたりする方法で、切削工具であるリーマを用いて加工します。
表面の粗さを減らし、直径における精度の向上も可能です。
■ねじ切り加工
ボルトやネジを締めるための、ねじ山を作る工程です。
ドリルであけた穴の内側に切削工具で、ボルトを通すための雌ねじのねじ山を形成します。
ねじ山の種類やピッチに応じたタップを選び、均一な速度で加工を進めることが大切です。
■中ぐり加工
既存の穴を広げたり、形状を修正したりする加工方法のことです。
エンジン部品や配管用フランジの加工など、工業用途で多く利用されます。
■座ぐり加工
ねじやボルトを締めた際、頭部が工作物表面の下に沈み込むように、穴の周辺を凹形状にする方法です。
とくに、組み立て後の見栄えや安全性を重視する際に有効です。
▼まとめ
ボール盤における加工の種類として、穴あけ加工・リーマ加工・ねじ切り加工・中ぐり加工・座ぐり加工などが挙げられます。
加工を行う際は、目的に合った方法で行いましょう。
広島の『株式会社タナカテック』では、さまざまな金属加工を行っております。
金属材料・非金属材料のどちらにも対応しておりますので、お困りの際は当社へご相談ください。

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